デニムのプロダクトはだんだん風合いが出てくるので
そもそも永く使うのが楽しいのですが、
悲しいことにある日突然
「いい色」ではなくなってしまうことがあります。
私の場合、これまで、例えば街着→作業用という具合に
じょじょに使用方法を変化させていって
そんなデニムを使い切っていたのですが、
このジャケットとパンツは本当に気に入っていてなかなかそんな風にはできないと思っていました。
そこでebebe との出会い。
「染めかえて永く使えるかも?」
新たな期待が湧いて来ました。
本当はもっと濃くなるのかな?と想像していたのですが、
出来上がって来たのはなんとなく”フレンチ・ブルー”。
見たことのない色で一発で気に入りました。
元のプロダクトの生い立ちとその後の私の使い方。
それに「染めかえ」が加わり、
全く新しいプロダクトの出来上がり。
この偶然の組み合わせはなんとも言えません。
さらに言えば、もっと永く使える楽しみ。
Re:dyeingは ReproductionやRecyclingとも違い、
新しいプロダクトとのつきあい方。
心がウキウキすることで
使い心地もこれまで経験したことのない不思議な感覚です。
2008年10月にお聞きしました