なぜ、ブランド名がないのですか?
なぜ、なにも表記がなく、ワンサイズなのですか?
私の質問に、台湾のZyengさんは答えた。
「この服が誰によって作られたものなのか、そんなことはひとつも重要ではありません。
サイズがひとつしかないのは、私の服は着方の工夫によって、小さな人にも大きな人にも着れるからです。
当然、男女の違いもありません。」
Zyengさんの服は身体が心地よく呼吸する日常着である。
そのすてきな服はどこのブランドですか?
世界中の旅先で、私はよくこう訊かれて困ってしまう。
このたび染めなおしても、またきっと訊かれ続けるだろう。
私はほんとうに困ってしまう。
2009年9月 CLASKAイベントでbefore→afterにご協力いただきました
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