2009.12.15
革の手入れはどうしたらよいですか?という質問にatat田中洋司さんは「使うことが一番の手入れ」と。放置が一番ダメで、もしカビが生えても拭いてから乾燥させておけば大丈夫だそう。また、「革にできてしまうシミは汚れではなくて、自分の味であり風合いなので、そこにも愛着を持って使って欲しい」とも。持ち手カバーが付いた染めかえトートも、革の風合いが変わっていくのを楽しみながら、使い続けてもらいたいです。
カバーは4色展開:プラム、ツリー、バナナ、チョコレート(仮名)
染めかえトートをお買い上げの方に限りご購入していただけます。
トート代金+2,100円(税込み)、数量限定で恵文社イベント期間中の販売になります。
どんな色なのかなどなど、発表はいましばらく。
お楽しみにお待ち下さい。
普段はなかなかお伺いすることのできない工房にお邪魔したので、目にするものするもの、これは何ですか?と質問攻めにしてしまいました。作る現場にいくと、普段メールや電話でやりとりしていること以外にも、もっともっと聞きたいことを発見。現場に行くこと、顔をみて話をすること。もしかして出張染めかえ受付に来てくださるみなさんもこんなふうに思ってくださっているのかもしれない、と感じた一日でした。(テシマ)
2009.12.14
ご相談をして、いくつかサンプルを作っていただきました。そこからシンプルでかつ取り外しができ、手に馴染みやすい革を選びました。
生地の端(耳部分といっています)は見慣れていますが、革の端をみるのは初めて。革のはじまで利用して、元々の風合いも取り込んでカットされていました。ここから裏側や端の加工の工程がいくつかあります。
穴あけしたところにホックの金具を打つのですが、その際金具とのなじみを良くする為に小さな革ワッシャーを挟みます。 ここでいうワッシャーとは、留め金具を革に直接付けると革に負担がかかるのでそれを和らげて強度を増すために、金具と本体の間に挟みこむ小さな革のことをいいます。このワッシャーも、余った革をカットして利用します。 atatさんには小さな切れ端で作ったワッシャーがたくさんストックしてありました。
細かな丁寧な作業がいくつもあり、持ち手カバーは出来あがります。(つづく)
2009.12.13
染めかえトートを発売して約3ヶ月。使っているうちに、より愛着を持って使っていただけるように、持ち手革カバーを作れないか?と考えました。使っていくごとに手に馴染んで、使い手の味が出るような。
そこで、京都在住の革作家atatさんに相談し、恵文社イベントに向けて形にすることに。
atatさんでは、元々の革の形や素材を活かした作品作りをされています。
「革屋より仕入れている革の、傷や色ムラなど品質にばらつきのあるいわば大量生産には不向きとされた革も、磨いたり、大きな革からの切り出しの仕方を工夫したりして、作品として形作っています。ハギレや細かい革も、しおりや小さな作品に使ったり、atatの値札のタグや、革のワッシャーなど部品としての利用までしてます。革を限界までごみにはしません。皮が革になるまでに、工程がだいぶかかっているからです。」とatatの田中洋司さん。
ebebeでも小さなハギレまでストックして使ったり、デットストックやキズのある生地に手を加え製品化しています。
それに「できるだけ今あるものに工夫をして作る」というコンセプトがebebeと同じだと、お話をお聞きしていて感じました。
「持ち手カバー」を作ります2につづきます。
昨日土曜日の「知っとこ!」をご覧くださった方から、染めかえやグッズのお問合せを全国各地からいただいています。ありがとうございます。このWEBでも染め例などお伝えしていますが、ご不明な点はご遠慮なくお問合せくださいね。
いつも見ているグッズたちやスタッフがテレビの中にいるのは不思議な感覚。うんうん、とうなずきながら観てしまいました。(テシマ)
2009.12.11
突然ですが、明日ebebeがテレビで紹介されます!
毎日放送で毎週朝7:30から放送されている番組「知っとこ!」の中の「イマコレ」というコーナーで、染めかえ券付きシャツやレジネット、
不良品・良品化プロジェクトの染めかえトートなどのebebeグッズを主役に私達スタッフが脇役として登場します。(する予定です。)
モリカゲシャツ店内の雰囲気なども感じていただけるかと思います。少し早い時間ですが、是非ご覧になってくださいね~!
どんな風に映っているのかと今晩はスタッフ一同、ドキドキワクワクの眠れぬ夜になりそうです。
(私も全国ネットデビューするかもです。スタッフ大前)
2009.12.09
恵文社イベントでの【染めかえbefore→after やってみました!京都編】が決定しました。(写真は、いつも見惚れる金閣寺です)
作家の
いしいしんじさんと、書家の
華雪さんが染めかえられた現物とご感想を展示します。恵文社さん=本屋さんでの展示ということで「コトバ・文字」を創作されるお二人にお願いしました。どんなふうに染め上がるのか、今から私も楽しみです。いろいろとお知らせしたいことが山盛りになってきた、、と先ほどモリカゲマユミとつぶやき合いました。(テシマ)