「持ち手カバー」を作ります1

2009.12.13

染めかえトートを発売して約3ヶ月。使っているうちに、より愛着を持って使っていただけるように、持ち手革カバーを作れないか?と考えました。使っていくごとに手に馴染んで、使い手の味が出るような。

そこで、京都在住の革作家atatさんに相談し、恵文社イベントに向けて形にすることに。

 

 atat1
 

atatさんでは、元々の革の形や素材を活かした作品作りをされています。
革屋より仕入れている革の、傷や色ムラなど品質にばらつきのあるいわば大量生産には不向きとされた革も、磨いたり、大きな革からの切り出しの仕方を工夫したりして、作品として形作っています。ハギレや細かい革も、しおりや小さな作品に使ったり、atatの値札のタグや、革のワッシャーなど部品としての利用までしてます。革を限界までごみにはしません。皮が革になるまでに、工程がだいぶかかっているからです。とatatの田中洋司さん。

ebebeでも小さなハギレまでストックして使ったり、デットストックやキズのある生地に手を加え製品化しています。

 

それに「できるだけ今あるものに工夫をして作る」というコンセプトがebebeと同じだと、お話をお聞きしていて感じました。

 

「持ち手カバー」を作ります2につづきます。

 

 

 

 

昨日土曜日の「知っとこ!」をご覧くださった方から、染めかえやグッズのお問合せを全国各地からいただいています。ありがとうございます。このWEBでも染め例などお伝えしていますが、ご不明な点はご遠慮なくお問合せくださいね。
いつも見ているグッズたちやスタッフがテレビの中にいるのは不思議な感覚。うんうん、とうなずきながら観てしまいました。(テシマ)

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