歴史的なこと
中国から伝来した藍染め。
染料として使用されているのは
植物でタデ科の「蓼藍(たであい)」といわれるものです。
この葉から、藍染めの染料をつくるためには
「発酵建て(二度の発酵過程)」をさせ 藍の色素をつくるのです。
「発酵建て(二度の発酵過程)」
1 刈り取った葉を発酵させ「すくも」を作る→出来上がるまでに約100日。
2 「すくも」に「ふすま(小麦の種皮)」、石灰、灰汁を加えさらに発酵させる。
伝来した頃は、生葉を自然に発酵させる方法でしたが、
室町時代に藍を人工的に発酵させる方法が見出され、
江戸時代には藍染めの需要が多くなり、庶民に幅広くひろまることになりました。
明治時代になると安いインド藍が輸入され、
その後合成インジゴ(よく耳にするのはインディゴ)が開発されたために、
蓼藍による藍染めが庶民の手から少し遠くなってしまいました。
手間のかかる伝統的な藍染めが続けられているのは少ないのが現状です。
藍染めの工程
生地についたゴミや油分を取り除くため、一度湯で洗う。
藍染めのカメにつける。
ムラが出ないように藍染めのカメの中でゆっくり広げたりもんだりします。
藍染めの溶液は黄緑色なので、カメから引き上げたときは黄緑色です。
そして、空気にさらすと色素が酸化して藍色に染まります。
酸化を促進するために、炭酸をいれた水で洗い絞ります。
藍カメに浸しては洗い絞って風を通す。
この作業を繰り返しすることにより、藍の濃度が深くなります。
とても手間のかかる丁寧な仕事です。
ebebeでは、濃い藍色を6回染め、
薄い藍色を3回染めの2種類を選べます。
藍染工房・職人
ebebeの考えに共感し、
藍染めをしていただいているのは、
岡山の児島にて大正時代から続く
小さな染め工場の「高城染工」さん。
天然染料にこだわった藍染めに取り組んでおられます。