歴史的なこと
「インディゴ」とは、1800年代後半に、
植物の「藍」と同じ色素構造で作られた染料です。
人工染料ですので、人工藍とも呼ばれます。
同じ色素構造なので、染めの工程や、染料の反応も藍と同じ。
カメにインディゴを建てて、
一枚一枚職人さんが時間をかけて染めます。
染め上がる色は深みのある藍色。
元々、綿や麻は、土に生えている植物の状態ではアルカリ性。
それが刈り取られ、加工されると中性になります。
染めかえる際に浸けるカメの中の状態はアルカリ性。
植物本来のアルカリ性の状態に戻すことで、
繊維が初期状態になり生地がリラックスします。
そこにインディゴ染料が入り込み、
空気中や水の中の酸素と結びつき、
きれいに染め上がります。
一枚一枚手染めで染めることで染料がしっかり定着し、色落ちも少なく仕上げます。
インディゴ染めの工程
生地についたゴミや油分を取り除くため、一度湯で洗う。
インディゴ染めのカメにつける。
ムラが出ないようにカメの中でゆっくり広げたりもんだりします。
インディゴ染めの溶液は黄緑色なので、カメから引き上げたときは黄緑色です。
そして、空気にさらすと色素が酸化して藍色に染まります。
酸化を促進するために、炭酸をいれた水で洗い絞ります。
カメに浸しては洗い絞って風を通す。
この作業を繰り返しすることにより、濃度が濃くなり色に深みがでます。
とても手間のかかる丁寧な仕事です。
ebebeでは、染め上がりの色を
<3回染め(薄い藍色)・6回染め(濃い藍色)> から選べます。
染工房・職人
ebebeの考えに共感し、インディゴ染めをしていただいているのは、
岡山の児島にて大正時代から続く
小さな染め工場の「高城染工」さん。
一枚一枚、丁寧に染めかえして下さっています。
児島ならではのデニムを使ったモノづくりと、
手染めインディゴで染めなおしたNY直輸入の古着や
オリジナルの服も作っておられます。