しずかに2010年・・・・・・2011はぴょん!と跳ねます。

2010.12.28

ebebeは、しずかに12月25日に4周年を迎えました。たくさんの方にお会いできた1年でした。ありがとうございます!
その25日。私はお休みだったので、終い天神さんに!!自転車で行きました。寒かった。まずはたいやき。

2010-12-27-2 新年の足音が聞こえてきます。

2010-12-27-1


そして、今年は今日28日が仕事納め。12月29日(月)~1月3日(月)はお休みをいただきます。(モリカゲシャツ/ebebe スタッフ一同)

インディゴ染めのこと その2

2010.12.24

先週の日記の「インディゴ染めのこと その1」では、染め上がりについて藍染めと比較してお伝えしました。今回は、染め工程についてのお話です。

 

インディゴかめ


 

カメの中ではインディゴは黄緑色をしています。


 

インディゴ染め


染み込ませ、絞り、空気にさらすという作業を繰り返すうちにインディゴブルーに!

ebebeでの染めかえは、綿か麻の素材のものに限らせていただいています。それはインディゴ染めになっても替わらず、染めに適した素材だからです。綿や麻が植物の状態の時にはアルカリ性なのですが、刈り取られることで中性になります。そして製品となり、皆さんの手元に届きます。その後「染めかえもの」として染料を建てたカメに付けられることでアルカリ性に戻ります。そのときに生地がリラックスして繊維が開き、不純物が落ち、そこにインディゴが入り込み生地が引き締まります。
そしてカメに入れてインディゴを染み込ませ、絞り、空気にさらしてという作業を1枚1枚手染めですることで、インディゴが定着し、染め上がりが色落ちしにくいんです。
だからシャンとして着心地がよく、色移りなども少ない染め上がりになります!

2011年からインディゴ染めでの染めかえがスタートします!newsでもお伝えしていますように、藍染めのときと変わらず皆さんに「染めかえて使い続けること」を提案していきます。年内は12月28日(火)までの営業、2011年は1月4日(火)からの営業です。期間中にご連絡いただいたみなさまには、追って随時ご連絡させていただきます。お待ちしております!(大前)

インディゴ染めのこと その1

2010.12.17

15日にebebeHPのnewsで、2011年からebebeの染めかえの染料が、「藍」から「インディゴ」へ替わりますというお知らせを掲載いたしました。まだの方は是非ご一読くださいませ。

染め上がりはどれぐらい違ってくるのですか?とお問合せもいただいています。
藍とインディゴでそれぞれ染めかえたシャツを見比べるために、写真を撮ってみました。オックスフォードのざっくりしたシャツです。

藍とインディゴ

奥が藍染め、手前がインディゴ染め。ともに6回染めです。(光の加減で明るめに写っています。)

製品を染めた時、藍染めはどちらかというとマットに染め上がり、インディゴで染めた方が生地の表情が出ているような気がします。こうしてみると私たち自身どちらがどちらか、大きく差がないというのが正直なところです。newsでもお伝えしているとおり「替わります。変わりません。ebebeの染めかえ」。替わるところもありますが、変わらない提案(=使い続ける)をしていきます。写真や文章ではお伝えきれないことが多いので、是非店頭にて実際にインディゴ染めの商品やサンプルを見ていただきたいと思います!インディゴ染めについての、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいね。(大前)

使い続けたいもの

2010.12.13

先月albusさんでアルバムを一冊買いました。スタッフさんにアルバムについての話をきかせてもらったのですが、使用されている素材(台紙や糊、テープなど)が写真を傷めてしまうものがとても多いそうです。このアルバムは、プリントしたときの状態で約200年!も保てるそう。私の両親も、兄弟一人に1冊ずつアルバムを作ってくれていますが、確かにその写真も色褪せていたな・・・と思い出し、長く使い続けたいし、長く使えるという安心感もあり購入しました。

20101213_ebebenikki

先月の福岡イベントでは、たくさんの「染めかえて使い続けたい」服たちをお持込いただきました。お預かりした服たちは、京都での検品、撮影後に染め工場へ。お渡しは年明けにはなりますが、どんなふうに変わるのか、みなさんお楽しみにお待ちください。イベントでは会場で染めかえのご相談をスタッフがお受けします。来年3月のモリカゲシャツ東京2011でも受付します!!また、年末年始の営業はこちらからご確認ください。(テシマ)

インディゴ染めのシャツ!

2010.12.10

 2011年からebebeの染めかえは、インディゴ染めに変わります。その前にインディゴ染めのよさを知ってもらいたいという思いで作ったのが、残布プロジェクトの染めかえシャツ。
工場に残った2色のチェック生地を使い、インディゴ染めで染めかえました。うっすらと染める前のチェック柄が見えるのがポイントです!ウラモリカゲシャツの型を使い、ステッチのきいたラフな仕上がりなので、軽く羽織るような着こなしがおすすめです。価格は11,550円。サイズ展開は0~4の5つです。男女問わず着ていただけますよ。
http://www.ebebe.jp/nikki/?p=2637

 インディゴ染めの染料は、人工藍を使用しています。石灰などをいれて発酵させたインディゴの染料の入った甕(カメ)の中に、1枚1枚衣類を入れ手染めしていきます。最初はミドリ色のものが、空気にさらして酸化させて藍色になっていくのは、藍染めと同じ。先日、岡山の染工場でスタッフで行ってきました。実際に体験すると感動ものです!

最初は甕(カメ)の中では緑色。よくもむようにして染料を染みこませていきます。

インディゴ1


空気や水にさらすことで酸化し、色がどんどん変化しています。キレイなインディゴ色になっていきます!

インディゴ2


これからもインディゴ染めについての情報を日記で紹介していきますので、どうぞお楽しみに~。(大前)