「染めかえ」変わります

    2014.11.13 / お知らせ

    2006年に始めたebebeの活動も、この年末で8年。9年目に突入します。

    活動の中心・染めかえをスタートしてから国内の「藍染め」や「インディゴ染め」を取り巻く環境は少しづつ
    厳しくなってきました。
    これは使い続ける事を掲げて活動しているebebeにとってはとても深刻な問題です。
    天然の「藍染め」でスタートした染めかえは、2011年1月に一旦「インディゴ染め」に移行しました。
    しかしながら、天然藍で染めた時のなんとも言えない風合いや、
    綿や麻などの天然繊維は天然染料で染めた方がやはり素材にはふさわしいのです。

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    そこで、「インディゴ染め」よりも少し値段は高くなりますが、
    2014年11月より、ebebeの染めかえは再度、天然の「藍染め」にする事にしました。※2014年11月15日(土)より価格が変わります。

    今までの岡山県の染工所さんから福岡県の染工所さんに場所は変わりますが、今まで通り同じ工程で
    一枚一枚染めかえます。今後とも、ebebeの「染めかえ」をよろしくお願いします。
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    ■ebebeの染めかえ

    今までと変わらず、色は、3回染め(薄い藍色)・6回染め(濃い藍色)からお選びいただけます。
    ご質問などは、お気軽にお問い合わせ下さい。

    ※Webの「染めかえプロジェクト」の変更が、2014年11月15日に間に合わない可能性がございます。
    追って変更いたしますのでご理解・ご了承をお願いいたします。
    また、現在Webお申し込み中でも15日以降の受け取り分は、新価格になりますのでご了承願います。

    替わります。変わりません。ebebeの染めかえ

    2010.12.15 / お知らせ

    ■藍からインディゴになるお知らせ

    ebebeで染めかえをスタートしてから、約4年が経ちました。今まで染料は「藍」を使ってきたのですがebebeは2011年1月受付分より
    「藍」から「インディゴ」になりますことをお知らせいたします。
    染料は「替」わりますが仕上がりは、ほとんど「変」わりません。

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    ■なぜ替わるのか。

    ebebeの「染めかえ」をして下さっている職人さんより、藍を取り巻く現状をお聞きしました。
    現在、藍は非常に価格が高く、天然染料であるがゆえの生産性の問題もあり、
    今までと同じ価格で「染めかえ」を続けていくのは、もしかしたら難しくなるかもしれないとのこと。

    その時に、職人さんからインディゴ染料の話を聞きました。
    インディゴは世界の人から愛されている、デニムの染料。
    インディゴは「染めかえ」ととても相性がよく、
    藍染め同様、一枚一枚手染めで染めかえるので
    着れば着るほど味わいが出るとのこと。
    スタッフで岡山の職人さんを訪ね、実際にインディゴで「染めかえ」をして、その魅力を実感しました。

    ebebeとしては、今までと同じ価格で「染めかえ」をご案内していきたいという思いがあります。

    そこで、2011年からは、これから先も安定した価格と生産性で供給が得られる
    インディゴでの「染めかえ」に切替えることにいたしました。

     
    ■インディゴの説明

    「インディゴ」とは、1800年代後半に、植物の「藍」と同じ色素構造で作られた染料です。人工染料ですので、人工藍とも呼ばれます。
    同じ色素構造なので、染めの工程や、染料の反応も、藍と同じ。
    カメにインディゴを建てて、一枚一枚職人さんが時間をかけて染めます。染め上がる色は藍色。

     元々、綿や麻は、土に生えている植物の状態ではアルカリ性。それが刈り取られ、加工されると中性になります。
    染めかえる際に浸けるカメの中の状態はアルカリ性。
    植物本来のアルカリ性の状態に戻すことで、繊維が初期状態になり生地がリラックスします。
    そこにインディゴ染料が入り込み、空気中や水の中の酸素と結びつき、きれいに染め上がります。
    ebebeではこれまでと同様、一枚一枚手染めで染め、染料がしっかり定着し色落ちも少なく仕上げます。

     ■替わります。変わりません。ebebeの染めかえ

    今までと変わらず、染めかえをみなさまにご提供することを第一に検討した結果、インディゴ染めへの移行を決定しました。
    色は、3回染め(薄い藍色)6回染め(濃い藍色)からお選びいただけます。
    2010年に、お申し込みを受け付ける【染めかえ】ものに関しては「藍染め」になります。
    インディゴ染めに替わることで変更になる点は、現在調整中です。決定次第ご報告いたします。
    ご質問などは、お気軽にお問い合わせ下さい。

     ※染めるものの色によって、染め上がりは変わります。
    インディゴ染めかえの説明、体験報告などは、今後追って「
    ebebe日記」でお伝え致します。
    私たちスタッフも、先日より染料についての勉強・染め工場でのインディゴ染め体験をしました。自分たちで確かめることによって
    みなさんに変わらず「染めかえ」のご案内を続けることができると実感しています。


    ※Webの「染めかえプロジェクト」の変更が、
    2011年に間に合わない可能性がございます。追って変更いたしますのでご理解・ご了承をお願いいたします。

    【受付中】今週末はワークショップです。

    2009.09.21 / お知らせ

    090921
    【森蔭先生のボタン付け授業  ハギレくるみボタンでシャツをリメイク】


    最近、出番が少なくなってきたお手持ちのシャツを、
    モリカゲシャツのハギレくるみボタンで簡単にリメイクするワークショップ。
    シャツの印象は、ボタンを付けかえるだけで、ずいぶん変わります。

    モリカゲシャツ代表の森蔭大介が先生に。
    ボタンの種類や選び方、ボタンの付け方もレクチャーしますので、
    針と糸に自信の無い方も安心してご参加いただけます。
    ボタンやその他、必要な道具類はこちらで準備いたしますので
    参加者の皆さんにはシャツのみご用意いただきます。
    ボタンは、ebebeで販売しているくるみボタンに加えて、ワークショップ用にいくつか準備いたします。

    リメイクの方法や楽しさ、使い続けることの大切さを意識していただくと共に、
    日常生活に役立つボタン付けも学べる内容になっています。


    ■先生:森蔭 大介(モリカゲシャツ代表)+ebebeスタッフ
    ■日時:9月27日(日) 11:30-/14:00-/16:30  1回90min
    ■会場:CLASKA 3F
    ■募集人数:各回15人
    ■参加料:3,675円(モリカゲシャツのハギレくるみボタン・ボタン付けレクチャー・お茶付き)
    ■申込み先 CLASKA/担当 津浦  Mail:shop@claska.com
    ■お問合せ Tel:03-5773-9667(claska office)
    ■お持込いただくもの:シャツ ボタンホール切込みの大きさが13-15mmのもの
    何点かお持ちいただき、当日ご相談していただいてもOKです

    イベントのお知らせ in CLASKA

    2009.08.21 / お知らせ

    【使いたおす 染めかえる 使い続ける ebebe09-10 in CLASKA】

    090821
    期間:2009年9月13日(日)~9月27日(日)  11:00-19:00
    26日(土)、27日(日):ebebe出張染めかえもの受付
    27日(日):「森蔭先生のボタン付け授業 ハギレくるみボタンでシャツをリメイク」

    会場:CLASKA 1F / 染めかえbefore→after:3F ワークショップ:3F STUDIO C 
     

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    期間中は、ebebeの活動紹介、リメイクのワークショップ、グッズ販売などを行います。

    ebebeの中心的活動の一つに「染めかえ」があります。
    これは、最近、出番が少なくなったり、汚れてしまったお手もちの洋服やバック、
    帽子などを昔ながらの藍染めで染めかえて、使い続けてもらおうというものです。
    今回のクラスカイベントではゲストの方に「染めかえ」をしていただき、
    その洋服への思いと染めかえ後のご感想などをまとめたパネル、染めかえた現物を
    「染めかえbefore→after」として展示します。 


    ゲストモニターのみなさま(以下五十音順・敬称略)
    石川顕/スタイリスト
    伊藤弘/groovisions
    大熊健郎/CLASKA Gallery&Shop “DO”ディレクター
    小林和人/ Roundabout / OUTBOUND
    杉江厚子/東京糸井重里事務所
    束松陽子/みつばちトート
    中原慎一郎/LANDSCAPE PRODUCTS
    藤本智士/編集者(Re:S
    前田ひさえ/イラストレーター
    松浦弥太郎/暮らしの手帖編集長・文筆家
    茂木直子/東京糸井重里事務所
    山村光春/BOOKLUCK
    與田寛子/UTRECHT 
     
     

    ご自身のお手持ちのものを染めかえてみたい方は、
    イベント最終2日間(9月26日(土)27日(日)11:00-19:00)に
    ebebeスタッフが出張しての染めかえ受付時にぜひご相談ください。 

     

    また新しく始まった「不良品・良品化プロジェクト」も紹介。
    商品(プロダクト)の生産時、やむを得ず不良品は発生します。
    ebebeがその不良品を回収、染めかえやリメイクなどによって不良品をなんとか良品化、販売し、
    得られる利益をメーカーや工場に還元するプログラムを作りました。
    全ての不良品の良品化は不可能ですが、デザインと言う視点から
    出来る限りの良品化の実現をしていきたいと考えています。
    今回は藍・柿渋・黒に染めかえることで良品化した、トートバッグを販売します。
    京都本店以外では初めての販売です。 
     


    より多くの人にebebeのことを知っていただきたい、
    そして一緒にebebeを楽しんでいただきたいと考えています。

    これからもebebeだからできるものづくりを追求していきます。
    新しいものは作りますがむやみに作るのではなく、できるだけ今あるものに工夫をして、
    毎日の生活をより楽しくおもしろく感じることができるように。  



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    【展示】
    ・染めかえbefore→after 感想をパネルに、染めかえた現物を展示します。
    ・ebebeの活動紹介、パネル・ファイル
    ・今までのリメイク作品、掲載誌

    【グッズ販売】
    ・不良品良品化プロジェクト/染めかえトートバッグ(ライニングバッグ付き)
    ・ハギレプロジェクト/くるみボタン、レジネット
    ・染めかえプロジェクト/ 染めかえ券付きシャツ

    【ebebeスタッフによる染めかえ受付】
    日時:9月26日(土)、27日(日)  11:00-19:00
    お手持ちのものを藍染めで染めかえます。
    染めかえたいものをご持参の上、ebebeスタッフにご相談下さい。
    お渡しまでは約2~3ヶ月かかります。

    【ワークショップ】
    「森蔭先生のボタン付け授業  ハギレくるみボタンでシャツをリメイク」
    最近、出番が少なくなってきたお手持ちのシャツを、
    モリカゲシャツのハギレくるみボタンで簡単にリメイクするワークショップ。
    シャツの印象は、ボタンを付けかえるだけで、ずいぶん変わります。

    モリカゲシャツ代表の森蔭大介が先生に。
    ボタンの種類や選び方、ボタンの付け方もレクチャーしますので、
    針と糸に自信の無い方も安心してご参加いただけます。

    ボタンやその他、必要な道具類はこちらで準備いたしますので、
    参加者の皆さんにはシャツのみご用意いただきます。
    ボタンは、ebebeで販売しているくるみボタンに加えて、
    ワークショップ用にいくつか準備いたします。

    リメイクの方法や楽しさ、使い続けることの大切さを意識していただくと共に、
    日常生活に役立つボタン付けも学べる内容になっています。

    先生 : 森蔭 大介(モリカゲシャツ代表)+ebebeスタッフ
    日時 : 9月27日(日) 11:30-/14:00-/16:30  1回90min
    募集人数 : 1回15人
    参加料 : 3,675円(モリカゲシャツのハギレくるみボタン・ボタン付けレクチャー・お茶付き)
    申込み先 : CLASKA Mail:shop@claska.com / Tel:03-5773-9667
    申込み開始日 : 9月1日
    お持込いただくもの : シャツ ボタンホール切込みの大きさが13-15mmのもの
    何点かお持ちいただき、当日ご相談していただいてもOKです 
     


    みなさまのお越しをお待ちしております。
    イベントへの問合せはinfo@ebebe.jpまで。